
「理系が恋に落ちたので証明してみた。」
第3話 理系が恋に落ちたのでデートの計画を立ててみた。
【あらすじ】
池田研の後輩・虎輔が、最愛の藍香に対して総額22万円以上を費やし、毎晩藍香を抱きしめて寝ていることを知った氷室は、自分が雪村にメモ帳くらいしかプレゼントをあげたことがなく、雪村を抱きしめて寝たこともないと動揺し、客観的には「好き」とは言えないのではと不安になる。延々と「好き」を数値的に議論してばかりの雪村と氷室に、奏は二人でデートに行くことを提案するが…。
(公式サイトより)

チャラ男風の新キャラ、虎輔も登場。
しかしその正体は、どこぞの月刊少女の某キャラみたいに、実はオタクというパターンw
見ていてオチが分かりやすかったですw
【良い点】
ためになる知識が得られる。

【ハロー効果とは】
ハロー効果(ハローこうか、英語: halo effect)とは社会心理学の用語で、ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のこと。光背効果、ハローエラーともいう。例えば、ある分野の専門家が専門外のことについても権威があると感じてしまうことや、外見のいい人が信頼できると感じてしまうことが挙げられる。ハロー効果は、良い印象から肯定的な方向にも、悪い印象から否定的な方向にも働く
参照:wikipedia
社会心理学の用語とは言え、「ハロー効果」は結構有名なので、心理学を専門に学んだという人以外でも知っている人は多いのではないかと思います。
日常生活の中でも結構頻繁に実感できそうな現象で、
私自身、“外見のいい人が信頼できると感じてしまうこと”は良くありますね。
信頼という表現だと曖昧ですが、例えば勉強ができそうとか、仕事ができそうとか、そういうイメージを持ってしまうことは多いです。

【巡回セールスマン問題】
巡回セールスマン問題(じゅんかいセールスマンもんだい、英: traveling salesman problem、TSP)は、都市の集合と各2都市間の移動コスト(たとえば距離)が与えられたとき、全ての都市をちょうど一度ずつ巡り出発地に戻る巡回路のうちで総移動コストが最小のものを求める(セールスマンが所定の複数の都市を1回だけ巡回する場合の最短経路を求める)組合せ最適化問題である。
参照:wikipedia
これは初めて聞く用語でした。
とはいえ、作中でどういう問題なのかは大体説明されていたので引っかかりを覚えるというようなこともなかったです。
考察内容が面白い。

毎回くだらない事を理系っぽく考察する本作ですが、
正直なところ、くだらなさが気になる時も多いです。
ですが今回に関して言えば、普通に面白かったですね。

デートの定義とか、アイドルと二次元の比較とか、
中々興味深く見させていただきました。
しかし、アイドルと二次元の比較とかされると・・・

「銀魂」のこれ思い出しますねw
この頃の「銀魂」は好きだったなー。
【気になった点】
2人が過去に出会っていたことが明らかになったけど。
雪村と氷室は遠い昔に出会っていたことが今回発覚します。
氷室はその時に理系の道を志したということなので、まさに運命的といえます。

ただ過去の回想として、あまりにも分かりやすすぎるのが気になるところではありましたね。
ひねりがないといいますか。
まあ奏もツッコんでいましたし、ギャグみたいなものではあったのでしょうけど。
虎輔と棘田の関係は?

二次元オタクの虎輔ですが、
彼が好きなゲームキャラの藍香は、棘田にとても似ているんですよね。
これはおそらくそういうことだと思うんですが、今後どうなるのか気になるところ。

尺的にアニメでそこまでは描かれないだろうけどね。
野崎くんの御子柴もそうですが、
見かけに反して二次元オタクっていうのがウケる部分も当然あるでしょうからね。
これで棘田とのラブコメが始まったら、キャラとしての魅力が薄れるかもしれません。
あとはまあ、相手がいないというのも重要だったりもするので、
女性ファンがどう思うのかも気になるところですw
【終わりに】

というわけで、「理系が恋に落ちたので証明してみた。」第3話の感想でした。
2話までの内容と比較すると、今回は結構面白かったように思いました。
どうにもくだらなさを感じてしまっていたので、今回はそういう印象をあまり感じなかったのが良かったです。

次回はデート回なので、色々と楽しみですね。
評価:★★★★★★★☆☆☆(7点)
2020年冬アニメ感想記事はこちらから↓
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TVアニメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』公式サイト
https://rikekoi.com/