
「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」
第2話 それが絶交証明書
【あらすじ】
いろはの願いは、妹・ういの病気を治すことだった。自分の願いを思い出したいろはだが、いろはの周囲には、消えてしまった妹の存在した痕跡がまったく残っていない。
妹の情報を求めて神浜市に向かったいろはは、魔女に襲われたところを、ももこ、レナ、かえでという3人組の魔法少女に助けられる。
レナとかえでの学校で最近流行っている『絶交階段』の噂。
ももこ達は、絶交階段の噂に魔女が関係しているのではないかと考え、調査を進めているのだが……。
(公式サイトより)
【良い点】
次回への引きは良かった。

最後は続きが気になる終わり方だったと思う。
第2話の最後の展開はなかなかショッキングで、
次回どうなるのかが気になるものでした。

次は3話なのでまどマギをなぞるのであればおそらく・・・といった感じですが、どうなるんでしょうね。
相変わらず演出が良い。
1話同様演出は良く、まどマギらしさを出せていました。
序盤と終盤の魔女のシーンでは不気味さを上手く表現できており、
そこは評価できる部分だったと思います。
【気になった点】
新キャラメインの内容だけど・・・。
今回の話は新しく出てきた新キャラがメインの内容となっています。
率直に言って、これは大分問題でした。
別に新キャラメインの話がダメというわけではないですが、まだ2話なわけですよ。
いろはや黒江の掘り下げも不十分な中で、やるべきことだったとは思えませんでした。
実際いろはが置いてけぼりになっちゃっていますし。
いろはと黒江メインでもう1話やるべきだったと思います。

また新キャラに焦点を当てるにしても、
いきなり仲間割れを見せるというのはよろしくないと思います。
しかも絶交して、いくとこまでいきそうな展開ですし・・・。

新キャラに対する愛着が生まれる前にそんなことをされても、あまり感情移入ができません。
尺的な問題もあるのでしょうが、キャラとしての印象付けをした後にやるべき内容だったと思います。
今後が非常に不安!
今回の展開は、ソシャゲらしいものだったと思います。
ソシャゲはガチャなどでキャラを引くため、あらかじめキャラについての理解があることを前提としたストーリーになっている場合が多いです。
2話の内容はまさにそんな感じでしたよね。

別にゲーム内のストーリーならそれでもいいと思いますが、
今作はTVアニメなわけですし、私を含め原作を知らない人も沢山いるわけです。
もう少し、新規が取っつきやすい構成にして欲しかったところです。

今後そういうことを感じさせないというのは考えづらい・・・。
1話の時点ではまどマギらしい雰囲気を出せていたこともあり面白くなりそうな期待が持てましたが、2話視聴後は「所詮ソシャゲアニメか・・・」という印象が強くなってしまいました。
今回みたいなガチャありきのシナリオを見せられると、とたんに期待が持てなくなります。
【終わりに】

というわけで、「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」第2話の感想でした。
1話を見た際は本編の雰囲気をしっかり出せていて予想以上に面白いとかんじましたが、2話は正直言って微妙でした。
いろはや黒江の描写も十分といえない中で新登場したキャラ3人に焦点を当て、しかもその内容が生き死にに関わるような絶交話。
積み重ねが無い段階でそんなことをされても、ちょっとついていけないです。
新キャラの描写をちゃんとやってからそういう内容はやるべきというのもありますし、黒江などの掘り下げをしっかりやってからそっちへ行くべきとも思います。
「雰囲気だけはまどマギだった」というような結果にはなって欲しくないですが、どうなりますかね。

雰囲気にはいずれ慣れてしまうし、この感じだとどんどん印象は悪化するかも。
評価:★★★★★★☆☆☆☆(6点)
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TVアニメ「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」公式サイト
https://anime.magireco.com/