2019年11月15日ブログオープン!

レビュー : 六花の勇者【感想・評価】

2015年7月から、2015年9月にかけて放送されたTVアニメ、
「六花の勇者」のレビューです。


【あらすじ】

「この中に、偽者がいる・・・」

大陸最大の国ピエナでは年に一度の神前舞踏会が開催されていた。
その準決勝、勝利した者に前回の優勝者であるナッシェタニア姫と戦う権利が与えられるという大事な試合に乱入するという、破天荒な少年が現れる。
彼の名はアドレット・マイア。
「地上最強の男」を自称するアドレットは王宮内の牢獄に捕らえられ、そこでメイド姿の少女と出会う。

公式サイトより)


評価 64

【良い点】

ファンタジーとミステリの融合


ファンタジーでありながら、中盤以降はミステリになるというちょっと毛色の違う作品なので、この作品ならではの個性はあると思います。

序盤はあまり魅力を感じられませんでしたが、
ミステリ色が強くなってからは程よい緊張感があって結構面白かったですし、先の展開も気になりました。。


主人公が良い意味で普通であること


近年の主人公は弱い弱い詐欺と言いますが、周りから見下されているのに実は最強みたいなパターンが多々ありますが、この作品の主人公アドレットは最強を自称しつつも実は凡人という真逆のパターンです。

もちろん強いことは強いのですが、他の勇者と違って超人の域には達していない普通の人間でした。

これは新鮮味があるという点でも良いですが、他の勇者から狙われるという展開を描くうえで、主人公の実力が他の勇者に比べて劣るというのは良い緊張感を生み出していたと思います。

単純な実力で劣る相手に対し様々な武器を使って渡り合う様は、
ちょっとした頭脳戦になっていて面白かったです。


キャラの書き分け


キャラが少ないため、各々の特徴をしっかり描けていたように思います。
覚えやすかったです。

【悪い点】

中途半端さ


原作がある以上仕方ないですけど、
魔神を倒すために選ばれた勇者が集結するという導入なのに、
偽者探しに終始して魔神との戦いが始まってすらいないというのはどうなのかという気はします。

また、偽者さんがなぜ敵側に加担したのかも明確には分かりませんし、
本作の主題であった7人目問題も最終話で新たな展開を見せる始末。

1つの作品として考えた場合、さすがに中途半端すぎる気がしますね。


ミステリとしての完成度の低さ


まず、犯人を予想することが決して難しくないというのが残念。
そのため事実が明らかになった時の驚きが特になかったです。

また、多くの情報が後出しなので状況から推測するしかなく、そこも評価の分かれ目になると思います。。
特に本作はファンタジーなので特殊能力がトリックに関わってきますしね。


世界観

正統派といえば聞こえは良いですが、あまりに普通すぎる世界観です。
舞台設定にこれといった魅力を感じられないため、ストーリーが動かない序盤は少々退屈でした。


【総評】


ミステリ色の強い、ちょっと変わったファンタジーアニメ。
ミステリ要素が苦手な人もいるでしょうから、純粋なバトルものではないという点は事前に理解しておいた方が良いでしょうね。

見てる分には結構面白かったんですけど、
最後が思いっきり「俺たちの戦いはこれからだ!」という終わり方なので、
続編がないなら評価は厳しめにせざるを得ないかなという印象です。

まあ見終わってから原作に興味が沸きましたし、
販促アニメとしては悪くない出来だったと思いますけど。

続編が発表されれば点数を少し上方修正しますが、
人気が高かったわけではないし、可能性は低そうです。



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アニメレビュー







TVアニメ「六花の勇者」公式サイト
https://www.ponican.jp/rokka/