2019年11月15日ブログオープン!

レビュー : 妖狐×僕SS【感想・評価】


2012年1月から、2012年3月にかけて放送されたTVアニメ、
「妖狐×僕SS」(いぬぼくシークレットサービス)のレビューです。


【あらすじ】

「妖しいヒミツがいっぱい、主従マンションラブコメディ!!」

最強のセキュリティを誇ると言われている高級マンション「メゾン・ド・章樫(あやかし)。」
そこは通称「妖館」(あやかしかん)と呼ばれていた。
『変人ばかりが住んでいる』、『中はお化け屋敷になっている』等の噂が絶えない妖館だが、
その実態は、妖怪の“先祖返り”の人間たちが住まう妖しいマンションだった…!
人と上手く接することができないことが悩みの白鬼院凛々蝶(しらきいん りりちよ)は、
そんな自分を変えるために妖館へやって来た。
そこで出会ったのは入居者へ必ず1人割り当てられるSS(シークレットサービス)といわれるボディーガード、御狐神双熾(みけつかみ そうし)。
双熾は凛々蝶へ懇願した―――

「僕を貴女の犬にして下さい…!」

公式サイトより)



評価 66

【良い点】

凜々蝶と御狐神のドラマ。


主人公とヒロインのラブストーリーに関しては、結構良く出来れていたと思います。
ストーリーを通して凜々蝶が成長していく過程もしっかりと描けていて、見応えがありました。

特にクライマックスであるラストの2話は良かったです。
11話は御狐神の過去と、凜々蝶を慕っている理由が分かる感動的なエピソードでしたし、最終回の12話も綺麗に物語をまとめることができていて秀逸でした。

キャラクターが個性的


キャラクターには皆それぞれ特徴があり個性的でした。
アニメとしての作風に関しても、EDが毎回キャラソンだったりと、
キャラクターの魅力を前面に押し出したものとなっています。

毎回異なるキャラソンが流れるというのは、キャラや声優を重視する人にとっては嬉しいポイントだと思います。

作画は安定している

作画は終始安定していましたし、キャラデザに関しても個人的には割と好みでした。

ちょくちょく登場するデフォルメキャラも、可愛らしくて良かったと思います。

OP

オープニングに関しては曲が良いのはもちろん、映像も格好良かったです。


【悪い点】

中盤の展開

中盤はキャラクターに焦点を当てた話が多く、話がほとんど進みません。
決してつまらなかったわけではありませんが、少しだれてしまった印象を持ちました。

キャラを目当てで視聴している場合であれば問題なく楽しめるでしょうが、ストーリーを楽しみたい人は不満を感じると思います。

キャラクターの掘り下げ不足

本作に登場するキャラクターにはそれぞれしっかりとした個性がありますが、作中での掘り下げという面では不足しており、個性のインパクトに頼ってる部分があります。

キャラクターの特徴づけは上手く出来ているんですから、掘り下げの方も、もう少し頑張って欲しかったなと思います。

設定があまり活きていない


妖怪関連の設定には、ほとんど必要性を感じませんでした。
一応妖怪ものなわけですから、キャラが妖怪である意味をちゃんと感じさせて欲しかったです。

キャラアニメとして考えるなら、キャラにそういった属性がつけばいいのかもしれませんけど、それはちょっと薄っぺらいです。
妖怪であることをストーリーにもっと反映させて欲しかったですね。

キャラソン

個人的に、キャラソンは好きではありません。
とはいえ本作のターゲットを考えると、好意的に捉える視聴者の方が多いと思うので、あくまで個人の意見です。


【総評】


基本的には、イメージビジュアルやPVなどから連想されるイメージそのままの、
キャラクター重視のアニメです。

女性向けアニメっぽい雰囲気がありますが、
ヒロインである凜々蝶は男性ウケも良いと思いますし、男性向けのサービスシーンなども多く、そのあたりのバランスは結構とれている印象です。

また、キャラが良いだけの作品というわけでもなく、
本筋である凜々蝶と御狐神の関係性は良く描けていたと思います。
中だるみはしますが、最後は綺麗に終わったので印象は良いです。

個人的にキャラがあまり好みじゃなかったので、
途中まではそんなに良い印象を持っていませんでしたが、
ラスト2話の出来が良かったので、評価を上方修正する結果になりました。

とはいえ、キャラに重きを置いた作品であることに違いはないので、
ストーリーなどを重視する人にお勧めできるかというと、微妙なところではあります。

良くも悪くもイメージ通りの作品なので、
本作のキャラデザが好みかつ、キャラクターを重視でする人であれば、男女問わず楽しめると思います。





TVアニメ「妖狐×僕SS」公式サイト
https://www.inuboku.tv/