2019年11月15日ブログオープン!

レビュー : コメット・ルシファー【感想・評価】(ネタバレ配慮)

2015年10月から、2015年12月にかけて放送されたTVアニメ、
「コメット・ルシファー」のレビューです。

※未視聴の方への配慮として、致命的なネタバレは避けています。

概要



【あらすじ】

「いま冒険の旅がはじまる。君と仲間と、運命を連れて。」

青く輝く鉱石、ギフトジウムに覆われた大地、惑星ギフト。

ソウゴ・アマギはギフトジウム採掘で栄える街、
ガーデン・インディゴに住む純朴な少年。

希少な鉱石を集めるのが趣味のソウゴは、
ある日、同級生のカオン、ロマン、オットたちが引き起こす騒動に巻き込まれ、
鉱山跡深くの地底湖へと迷い込んでしまう。

そこでソウゴは不思議な少女と出会う……
風にそよぐ青い髪、まっすぐに見つめる赤い瞳。

いったい彼女は何者なのか、この出会いがソウゴに何をもたらすのか。
そしていま、結ばれた絆が冒険への扉を開く―――

公式サイトより)


評価 39

【コメット・ルシファー】
~ロボアニメオワコン化の象徴~


とにかく作りが雑!
2010年代を代表する駄作。


2015年に作られた、オリジナルロボットアニメ。

「従来のロボットアニメとは違うものを作りたい」という意図は感じ取れるものの、あまりにも作りが雑で、スタッフの実力不足が露呈してしまった作品です。

作画以外褒められる要素が無く、ストーリーもキャラクターも最低レベルでした。

この記事ではそれらの欠点に触れつつ、「コメット・ルシファー」というアニメをレビューしていきます。



【良い点】

【作画】
映像は綺麗で安定感があった


このアニメ唯一の魅力は、作画が綺麗だったこと。
映像面に関しては平均以上のクオリティだったと思います。

ロボット同士のバトルもしっかりと迫力があり、視覚的な満足度は高かったです。


【気になった点】

【ストーリー・構成】
非常に完成度の低いストーリー

とりあえず王道的な要素を詰め込みましたというような、

全体的に整合性が取れていないストーリーでした。

個々のドラマや設定に対する描写や説明が明らかに不足していて、展開に説得力が無かったです。



感動を狙ったシーンや熱い展開っぽいものはあっても、そこまでの過程がちぐはぐだから全くこみ上げてくるものがありません。

構成面に関しても、前半はスローペースで進んでいくため退屈感があったにもかかわらず、終盤は詰め込みすぎというバランスの悪さが目立ちます。

最終話にして壮大な新設定が登場するという超展開を見せますし、
まともなものを作ろうという気があったのかすら疑問を感じるクオリティーでした。


【キャラクター】
キャラクターの作り込みが甘すぎる


まず味方サイドに関しては、全員キャラが薄かったです。

主人公は面白みがないうえに、活躍らしい活躍をしません。
ロボ物なのにロボに乗らないというのは、役立たずのアピールにしかなっていないです。

メインヒロインにしても、不思議な少女という記号的な魅力以上のものは感じ取れませんでした。



そして、味方サイド以上に酷いのが敵サイド
敵キャラに関しては魅力がないとかいう以前に、「一体何だったんだ?」みたいなキャラが多かったです。

行動原理や、存在意義すら理解できないキャラばかりってどういうことでしょうか?

ガンダムのシャアに代表されるように、ロボアニメでは敵キャラの格好良さも大きな魅力となり得ます。
しかし本作の敵キャラは、全アニメの中で最低クラスに位置づけされるくらい酷いです。

どのキャラもそれっぽいキャラでしかなく、あまりにも作り込みが甘かったですね。


【演出】
戦闘が盛り上がらない

主人公がロボに乗らないというのは珍しい設定でしたが、全く面白さには繋がっていないという無意味さ・・・。

単に主人公が活躍する機会を奪っただけで、終わってみれば「何がやりたかったのかが分からない」というのが正直なところ。


人が搭乗しないことによって戦闘に感情移入もしづらくなっており、マイナスでしかなかったです。

終盤に少しだけ搭乗するシーンがありますが、当然操縦が上手くなった等の成長がなく、ワクワクする要素が皆無なので、ロボに乗ったという事実以外に何の意味もありませんでした。

それと、この作品のロボットは自己進化していくタイプなんですけど、進化前と進化後で敵との戦闘パターンに変化がないため、外見が格好良くなった以外に進化の意義を感じられないというのも残念でしたね。


【総評】



2010年代を代表する駄作。

こういうアニメがあるから、2010年代にロボアニメ人気が急速に落ちたんじゃないでしょうか。

主人公がロボットに乗らないという設定を見るに、これまでとは違うロボアニメを作ろうとしたのかなっていう意図は感じ取れますが、全てにおいて作り込みが甘すぎます。

あらゆる要素が《それっぽいもの》でしかなく、ロボアニメに対する理解の浅い人たちが、「大体こんな感じでしょ?」っていうイメージで作ったかのような作品。

作画が安定していたという点以外に褒められる点が皆無で、とにかく酷いクオリティーです。
スタッフの方々はこれを面白いと思って作っていたんでしょうか?

監督さんの過去作に好感を持っていなかったため視聴前から期待値は低かったですけど、そのハードルを遥かに下回る完成度でした。

全くおススメは出来ませんが、2010年代最低レベルのアニメなのでネタとして見るならアリかもしれません。
とりあえず、ク○アニメ愛好家の方はチェックすべき1作だと思います。



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オリジナルアニメ「コメット・ルシファー」公式サイト
https://comet-lucifer.jp/

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